私は引っ越し業者です。

去年11月末のおはなし。

６年間住んでいたアパートから、引っ越す事になった。

引っ越し業者を頼む気は毛頭なく、なんとかなると、軽い気持ちでいた。

だが、このコロナ禍で友達に頼みづらくなり、どうしようか、漠然と悩んでいた時。。

金沢の親父から　手伝いに行くぞ！

という言葉が。

なんと素晴らしい！

ありがとう。

ありがとう。

と、

そう思ったに違いない。

そうだ、とても感謝！したに違いない。

以上、おっきい方の宝物の気持ち。

を

父が妄想しただけ。

そして、３日間店を休んで、２人でいざ！

名古屋の昭和区から岡崎市。

たかだか金沢と小松ぐらいの距離だろうと思っていたが、それはとてもとても甘かった。

往復２時間。（と、とおい。。。）

それでも

愛車のワゴン車で詰めれば２往復したらいけるだろうと思っていた。

が、とてもとてもとてもとても甘かった。

空にするべき部屋には、どこに収納されていたのか信じられない程の荷物が、、、

一人暮らしだろ？？

なんでこんなに物があるんだ。。

そうだ、そうなんだ。

この世は計画どおり物事が進む事はない。

６往復

1200キロ

使命感以外なにも無い。

アドレナリン噴き出しまくり。

荷物運んでは、その合間に

電気屋、家具屋、車屋、

まわるまわるまわる〜。

３日目、ようやく

新しいアパートに全てを設置完了。

そのまま帰路、金沢へ！

もう少しゆとりがある３日間の予定だった。

なんなら岡崎城も見に行こうぐらいのつもりだったのに、宝物とゆっくり話す時間さえ無かった。

でも、この達成感はどうよ！

なかなかいいではないか。

身体中、筋肉痛。

車いっぱいの荷物の積み下ろしを６往復、1200キロ走った証だ。

おっきい方の宝物はこのまま岡崎に住み着く事になるだろう。

『お前にかまってやれる最後の仕事だよ。』

『これからは新境地で健闘を祈ります。』

『両親と引っ越ししたなぁ。ってお前の思い出になれば良いよ』

それから

『あんまり荷物増やすなよ』

2020年11月末の

引っ越し業者並みの働きをした。

自慢話のような　おはなしでした。

さて、

これからは最近俺に対して少しクールな小さい方の宝物に手をかけるぞ！

追伸、

嵐の５人　お疲れ様でした〜。