2016年 申
50歳の一年はじまりだ。
おかげさまで 寿し駒は 親父 清士が創業開始してから49年目を迎える。
私も50歳になってしまった(笑)18で大阪に修行に出て これまで いろんな時間を 生きてきたなぁ。
たくさんの本当にたくさんの 人達と出会って たくさんの方々に助けていただいてなんとか なんとか 今日まで 小さい店ですが 寿し駒という店を続けさせていただいてる。
感謝しかない。
24年前、
家に跡取りとして戻った最初の頃 稲垣伸太郎くんという弟子がいた。9年間寿し駒の為に働いてくれて 今では 富山で立派な寿司屋の大将だ。
その後 弟の タカが寿し駒に入り 今日まで9年間 兄弟で働いた。(9年という数字はウチのカギなんだろうか)
その間も兼六園の近くに兼六園店を開店したり 自分が緊急手術をしたり 親父が亡くなったりと 寿し駒にとって大きな節目がたくさんあった。
振り返ってるわけではないけどね。。。
字にしてみると なんとなくそっと目を閉じてしまうね。
話が逸れたが
いよいよ 弟が2月に寿し駒から旅立つよ。そしてここで皆様にお知らせです。1月末から 約1ヶ月 寿し駒本店 改装工事に入ります。その間 本店はおやすみします。
弟がいなくなって 料理の部門が 少なくなりますが 寿し駒らしい 味と心、ブレることなく 続けていくための改装です。
今度は 親父が50年前に お袋と2人で始めた寿し駒のように 私と女将と 力を合わせて あ、お袋も まだまだ元気や(笑) 寿司屋としての 初心にかえって 新しい時代へ一歩を踏み出します。
決意をして文にしてみた。
3月上旬の開店予定です。
名古屋の宝物は 元気なのか。。。
便りないのは親譲りか(笑)
元気なんだろう。
日本中大寒波で真っ白け。
みなさんにプレゼントします。
雪の兼六園です。