スシコマなオキ

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香箱ガニ

今年も寒い冬がやってきた。
金沢の冬はお日様がほとんどでないから暗~い。

そのかわり 日本海の幸が最高の賑わいを見せてくれるのだ。
 『寒ブリ』『加能ガニ』『白子』『ナマコ』『カキ』などなど。。。
天然物のそれらは どれも目頭が熱くなるくらい美味い!!

そしてなんといっても われらが(笑)
 『香箱ガニ』である!!

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香箱ガニとは 加能がに(ズワイガニ)のメスのこと。
大きさはオスの3分の1~4分の1ほどの大きさ。
脚もスリムで身を食べるには ちとさびしいものがある。
しかし そのちいさな甲羅の中には オスでは味わえない絶品のミソがたっぷりと入っているのだ!
そのミソを 我ら地元の人間はずっと昔から食べ続けてきたのだ。
今こうしてパソコンに向かい キーボードに 香箱ガニのミソ と打ち込んでいるだけで 
香りと味が口の中でよみがえり 尋常ではいられなくなりそうなくらいだ。

と、都会の方々に 激しく訴え!詳しく説明!するのだけど 
どうもオスのカニの方が好まれているのが現状だ。
「おいしいんだけど…」「買って帰ってもねぇ~…」
聞いてみると 想像していた通りの答えが返ってくる。

そう。そうなのだ。
めんどくさいのだ!
というわけで 香箱ガニ推奨クラブ(カニだけに?クラブ!・・・申し訳ない。。。)
としてはいつまでもその面倒くさい意見をそのままにしておくわけにいかないだろう。
詳しく説明せねばなるまい!

いきなり 
香箱ガニのさばき方~~~!


まず、湯がいてからさました香箱ガニの脚の関節を逆に折り曲げて抜いておき、裏返して外子(卵)の部分をはずす。
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そして写真のように ばらばらに卵をはずしておく。
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次に胴体と甲羅を分けるのだが 胴を真ん中でバキッと折り曲げると外れやすい。
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外れた胴に付いている 肺(ふんどし)は美味しくないので、手でちぎって取る。
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甲羅に残った口の部分を内側に押し込むと 口の周りが外れるので思いっきり押してみよう。
これで内子(ミソ)と外子の世話は終わり。
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さてここまでの作業 およそ3分。

いよいよ出刃包丁を持つときがきた。
脚の一番太いところを切る。
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写真のように全ての脚をきりはなす。

そしていよいよ持った包丁は もう使わない(笑)

次は すりこ木 の出番だ!
コツはまな板にしっかりと押し付けながら力を入れて転がしながら押し出すイメージでやること。
皮はバリバリ潰れることに臆せずやろう。
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胴の身は殻に少し残るので 箸でかき出すとよい。
この身が 面倒くさい根源なのだろう。。

脚も同じように
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全ての脚の身を出せたらあとは盛付けのみ。
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ここまでおよそ10分くらいかな。
慣れるともっと早くなるけど慣れるころにはシーズン終了だな。

完成!
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さぁ!やってみよう!!
日本酒にぴったりの旬の味わい。


今年度は12月29日までしか捕ってはいけないことになった。
年内で終わってしまうので 早めにたべよう!

以上 香箱推奨クラブ(カニだけに・・・)
でした。
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by sushikoma | 2013-11-21 14:04 | なおき独り言



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